アレルギー除去療法のすすめ| 病気の原因としてのアレルギー | NAET®
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健康ブームに伴い、さまざまな健康食品や健康グッズがテレビなどで取り上げられています。この頃はサプリメントもコンビニなどで簡単に手に入るようになりました。食生活のアンバランスをこういったサプリメントで補うこと自体は悪くないのですが、その前に確認しておかなければいけないことがあります。 それは、そのサプリメントや健康食品・健康グッズは、はたして自分に合っているかどうかです。そして本当に必要かどうかです。 今から20年以上前になりますが、アメリカのDr.カールトン・フレデリックは“精神栄養学“という本で自説を唱えました。 それは“栄養素、特にビタミンB12の不足は、様々な精神疾患や感情の問題に関与している”というものでした。そこで彼は実際の患者さんにビタミンB12の大量投与を行ったのです。その結果、50%の患者さんは、正常な精神活動ができるようになりました。そして残り50%の患者さんは変化なし、もしくは病状が悪化したのです。 なぜ50%の患者さんには、彼が期待した効果が出なかったのかということを彼は証明することができなかったので、彼の説は当時陽の目を見ることがありませんでした。 NAET®のDr.デビは、開業当初この本を見て早速彼に連絡を取りました。Dr.デビは、なぜ50%の人には効果が出なかったのかを知っていたからです。 それは“ビタミンBに対するアレルギー”です。しかし残念ながら、Dr.フレデリックはその1年前に他界されていました。 ビタミンBに対してアレルギーがあるということは、2つの問題が考えられます。 まずひとつは、ビタミンBを摂取しても自分の体に取り込まれないために、結果的には不足するということです。 そしてもうひとつは、大量に長期間にわたって摂取すればするほど、ビタミンBが体の働きを崩してしまうことです。その結果、特にビタミンBは神経系に作用しますから、精神疾患・感情の問題・頭痛・耳鳴り・しびれ・めまい・眠気・あちらこちらの痛みなどの症状として現れてくるのです。 先日診察した患者さんは、1ヶ月前からの右腕全体の強い痺れを訴えてこられました。 この患者さんはビタミンB、特にビタミンB12に強いアレルギー反応を示しました。 ビタミンBに対するアレルギーがある場合、まずアレルギーを除去してからビタミン剤を摂らなければこうなるという典型的な例でしょう。 西洋医学の世界では、栄養素に対するアレルギーという概念がありませんから、20年前のDr.フレデリックの治験例がまったく活かされず、今現在でも同じことを繰り返しているのです。 2005年1月初めに日本の国立健康栄養研究所が大豆イソフラボンについての治験データを発表しました。 この有効率も、Dr.フレデリックの治験例とほぼ同率です。 マクロビオティックという玄米食中心の食養法があるのですが、玄米にアレルギーのある方がいくら続けても効果がでないばかりか、逆に何らかの病気を招くことにもなりかねません。先日来院された方は1ヵ月半前から鼻づまりがひどくなった愁訴を抱えていました。1ヵ月半前から生活上変わったことが無かったか尋ねると、玄米食を始めたとのことです。検査をすると、玄米に強いアレルギーがありました。健康に良かれと思って始めた玄米食が却って健康を悪化させました。しかし、玄米に対するアレルギーを除去すると、玄米を食べても鼻づまりは起きません。 またアレルギーが存在するのは、健康食品だけではありません。 ゲルマニウム入りクリームを使い、ゲルマニウム温浴を始めたら、頭のもやもや感、めまいが起こった方も、脳に対するゲルマニウムアレルギーの除去で問題はなくなりました。 このようにお金を出して病気を招く例は、いくらでもあるのです。 どんなにいい健康食品も健康グッズも、“それ自体にアレルギーがあっては、百害あって一利なし“だということを是非みなさんに知っておいて欲しいと思います。 この健康食品を飲みたいなあ、この健康グッズを使いたいなあ、というときには、飲む前・使う前に、必ず自分に合っているかどうか、近くのNAET®施術者にチェックしてもらいましょう。合っていればそれを摂る必要はあるのか、そしてどのくらい必要なのかをNAET®の施術者は教えてくれます。合っていない場合には、もちろんNAET®でアレルギー反応を除去してから飲んだり、使い始めることをお勧めします。 |