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NAET® アレルギー除去療法とは?

アレルギーとアレルギー関連症状のための革新的、自然の解決法

アレルギー除去療法のすすめ| 病気の原因としてのアレルギー | NAET® について | NAET®─どのようにはたらくのか? | | NAET JAPAN | 図式・アレルギーの機序| 健康食品アレルギー| 施術中よく見られる反応 | あきらめるな、希望がある |
症例
|増田 裕,DCのアレルギー教育訓練 |斉藤友美恵BCScの教育訓練 | 佐藤留美子L.Acの教育訓練

NAET ®アレルギー除去のすすめ



はじめに


この文章は、患者さんにNAET®アレルギー除去療法のことをより理解していただくために書きました。

多くのアレルギー関連の本を読み、その中でも最も臨床的示唆に富んでいたのが河野泉先生の書かれた「こう治す複合汚染アレルギー」という本でした。河野先生は他に訳本なども出されていますが、この本には先生の長年の臨床経験に基づいた患者にとって役立つ知識が凝縮されています。

また中嶋農法の中嶋常允先生は農地の改良が専門ですが、作物の根と人間の腸との共通点を「土といのち」「土を知る」などの著書でわかりやすく説明しており、こちらも体質改善を考える上で必須の1冊となることでしょう。

これらの本から多大な示唆を得て、カイロプラクティックとNAET®の独自の見解を踏まえて以下の”NAET®アレルギー除去のすすめ”となりました



根本治療としてのアレルギー除去療法

“原因からきちんと治すには、アレルギーを取り除くことが必要ですよ。”といわれても、まだまだピンとこない患者さんがほとんどです。

なぜなら、私たちが慣れ親しんでいる西洋医学(病院)では、「症状があれば、それを消す」ことが治療であり、どうしてそうなったかという原因にまで治療がおよぶことはほとんどないからです。
症状を消すと書きましたが、実際のところは隠しているに過ぎません。

痛いから痛み止め、痒いから痒み止め、下痢をしたから下痢止め、熱があるから解熱剤、眠れないから睡眠剤、血圧が高いから降圧剤…というように、挙げたらきりがありません。

しかしそれでは、症状は改善したとしても、症状を引き起こした原因が残ったままですから、いずれまたさらに悪化した状態で再発します。治療を受ける立場の私たちも、症状が消えれば楽になりますから、それで治っていると思いこんでいるのです。

 しかし、現実には薬を何年、何十年間飲みつづけても、一向に改善しないケースがあとを絶ちません。それどころか特に内科系では、一生薬を飲み続けるのが当たり前という風潮さえあるのです。どこかでこの悪循環を断ち切るためにも、これからの医療は原因診断・原因治療が不可欠と考えます。

 話がちょっとアレルギーからそれましたが、要するに症状とは、身体が発する大切な警告サインなのです。ですからどんなものでも、症状が出るには必ず訳があります

安易に薬を使って症状を隠したり、手術でじゃまなところを切るだけでは、せっかく身体が私たちに教えてくれようとしたサインの意味が、わからないままで終わってしまいます。
しかし身体の方は、サインの意味を自分自身にわかって欲しいのですから、ここで終わろうとはしません。そのうちに身体の方も、もっとすごい大きな症状をだして、私たちに何とか気づいてもらおうとします。

 腰痛・肩こりで来院されている患者さんに、“アレルギーが関係していますよ”と言いますと、“私は、花粉症もないですし、今までアレルギーといわれたこともありませんよ。”と不思議そうなお顔をされます。アレルギーと腰痛・肩こりは関係ないと思っている人がほとんどなのです。お医者さんですら、このような認識のない方がほとんどでしょうから、無理もありません。

なぜアレルギー除去による体質改善が必要なのか

では、ここでいうアレルギーとは何でしょうか。そして、アレルギーがあるとなぜいけないのでしょうか。そしてアレルギーは、どんな症状と関係があるのでしょうか。順に説明しましょう。

アレルギーとは、ある特定のものに対して、体の防衛システム(免疫系といわれています)が過剰に働いているサインです。

ではなぜある特定のものに対して、ある人は過剰に反応し、ある人は反応しないのでしょうか。

それは、強いストレス・有害物質などをきっかけとして、個人の遺伝情報の中にある「ある特定のものに対する過剰反応(アレルギー)のスイッチ」がオフからオンになるからです。スイッチがオンになると、脳によってその特定のものが身体にとってよくないものと認識され、その過剰反応を引き起こすのです。ですから治療では、このスイッチをオフに戻すことと同時に、そのきっかけとなったストレスなどへの治療も必要となります。

そしてまたそのスイッチが変わりやすい条件として体質の酸性化が更なる黒幕として問題となります。

酸性体質とは、血液および体液のPHが酸性に傾いていることを指します。

体液が酸性化する条件は、動物性食品・精白穀物の多食、野菜・海藻・豆類の摂取不足、過剰な運動、過剰な精神的ストレスが挙げられます。

酸性体質の人の特徴としては、さまざまなアレルギー反応をおこしやすく、肩こり・腰痛・鼻炎・便秘など多く症状を持っています。何事も消極的で引っ込み思案となり、行動もにぶく、物事を悪いほうへ悪い方へと考えるようになります。

逆に弱アルカリ体質の人の特徴は、肩こり・腰痛・便秘などとは無縁で、快食快便です。物事に積極的に取り組み、進んで行動できます。行動も早く、物事の判断も良いほうに善意に解釈し、楽天的思考になるようです。

しかし血液や体液を弱アルカリ性に変えてくれるカルシウムやミネラルのアレルギーがあれば、どんなに野菜・海藻・豆類をたくさん食べても、どんなにサプリメントを摂っても、それらに含まれるカルシウムやミネラルは十分に身体に吸収されませんから、結局は不足による酸性体質を変えることは難しくなります。

また現代は農薬の使用により土地がやせてしまい、野菜などに含まれるビタミン・ミネラル自体の量が格段に少なくなっていることも問題視されています。

ビタミン・ミネラルが十分でない作物は美味しくありませんし、栄養素が何十分の一に減った分、何十倍も食べられるわけがありません。ですから食生活に自信がなく、活動量も多く、精神的ストレスも多いという場合は、アレルギー除去治療後、良質のサプリメントを補う必要もあります。

食物にアレルギーがある人は、アレルギーを引き起こす物(アレルゲンといいます)を食べたりそのにおいを嗅ぐと、胃痛、吐き気・嘔吐、下痢・便秘、おなかの張りなどの消化器症状を始めとして、頭痛・耳鳴・めまい・体の痛み・しびれ・痒みなどが現れます。

花粉やカビ・ほこりなど、吸い込むものにアレルギー反応を起こす人は、それらに対してくしゃみ・鼻水・せきなどの症状を起こして、アレルゲンが体の中に入らないように排出しようとします。

このような不快な症状は、体を外敵から守る免疫系というシステムが過剰に働いた結果なのです。ですから、この不快な症状を抑えるための薬を飲んで一時的に楽になっても、その原因が解決されない限り、後の再発でさらに苦しい思いをするのは目に見えています。

医師は薬を処方するときに、痛み止め薬が自律神経系におよぼす副作用、ステロイド薬が全身へ及ぼす副作用などをしっかり伝えていないのが現状です。またこれからは、本当に飲む必要がある薬なのかどうか、患者さん自身の自己防衛も必要なのです。

「アレルギー反応を抑制する薬(ステロイド剤、抗アレルギー薬など)を飲むと効果がある」ということは、裏を返せば「何かに対してのアレルギーがある」という証拠なのです。

何に対してアレルギーを起こしているのかをまず見つけ出し、アレルギーを今後起こさないように治療することのほうが、薬を飲みつづけるよりもはるかに体への負担が少なくてすみます。

また、同じ食物や物質にアレルギーを起こしていても、人によって症状が出てくる場所が違います。ある人は皮膚に、ある人は関節に、ある人は内臓に…といった具合にです。
よく子供のころは、アトピー・喘息持ちだったけど、大人になって治ったということを耳にします。しかしこういう方は、本当にアレルギーが治ったわけではありません。これはアレルギー・マーチといって、症状の出る場所が変わっただけなのです。小児喘息・アトピー・慢性中耳炎が、年齢とともに、腰痛・肩こり・だるさ・頭痛・しみなどに変化していくのです。

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アレルギーが原因とされる3つの弊害

それでは、アレルギーがあることはなぜいけないのでしょうか。3つの大きな理由があります。

1.免疫系の慢性的な疲労を招く

アレルギーの存在は、体の免疫系を常に稼働させてしまいます。この状態が長く続くことによって免疫系は疲労し、本来の機能が、本当に必要な時(ウィルスや細菌などの外敵が来た時)に果たせなくなってしまうのです。

例えば、毎日口にする米にアレルギーがあれば、ご飯を食べるたびに免疫系が消化・吸収された米の成分に対して、これを排除しようとがんばっているのです。食物アレルギーは大抵大好きなものや大嫌いなものに見られます。ご飯が好きでよく食べている人などは、実は体の中で、免疫系がいつもフル稼動させられているのです。そうなると本当の外敵であるカゼウィルスや細菌などへのガードが手薄になっていますから、簡単に体内への侵入を許してしまうのです。

日本人には、よく食べる米・豆に対するアレルギーを持つ方が非常に多いようです。
最近はパンなどの小麦製品も多く食べますから、小麦アレルギーも増えています。

2.アレルギーのある食物は十分に消化・吸収できないので、結果的に栄養素の不足状態にある

例えば、鉄欠乏性貧血の方には鉄分のアレルギー、骨粗しょう症の方はカルシウム・ミネラルアレルギーが多く認められます。こういう方は、鉄剤やカルシウム剤を何年飲んでも治りません。アレルギーがある場合、体に入った鉄分やカルシウム・ミネラルは脳によって不要なものと認識されますから、体は排除しようと努力するのです。身体は困ったことに、頭で考えていることと逆のことをしているのです。

また甘いものがやめられないという人は、砂糖アレルギーが疑われます。この場合、砂糖をいくらとっても身体は尿中に砂糖を排除するよう働きますから、結局足りていないのです。
糖は脳の唯一の栄養源ですから、不足しては大変です。生命維持に関わります。ですから身体は砂糖が大好きになって、たくさん摂ることによって不足をなんとか補おうとしているわけです。

神経機能に欠かせない栄養素、例えばビタミンB・カルシウム・ミネラル、のアレルギーが改善したとたんにあきらめかけていた痛みや痺れがうそのように改善するといったような例はいくらでもあるのです。

有機栽培された良質の野菜や穀物も、また高価なサプリメントも、そのもの自体にアレルギーがあれば、身体に吸収されないばかりか、結果的には逆効果なのです。

足りないから良いものを摂りなさい、ということはよく聞くことですね。しかしその良いものが自分自身にとっても本当に良いものなのか、その良いものが本当に自分のためになっているのかどうかまでわかって、いわゆる良いものを摂っている人は皆無に等しいのです。

この部分はNAET®治療における重要な部分であり、かつ独特の概念と言えるでしょう。

また水道管の鉛、殺虫剤のヒ素、鍋・食器に使われる銅やアルミニウム、タバコのカドミウム、歯科治療にも使われている水銀化合物などの重金属・毒物にもアレルギーを起こす可能性があります。

重金属・毒物に対するアレルギーがあると、食物のケースとは逆に、腎臓や肝臓から毒物を排出できなくなります。よって重金属の体内への蓄積を起こします。

重金属の蓄積は、単に痺れといった神経症状だけではなく、全身症状やアルツハイマー病・パーキンソン病などの神経難病や自閉症・注意欠陥性多動症、化学物質や電磁波過敏症などの原因のひとつとも言われています。重金属はその重みで下半身に溜まる傾向がありますので、全身症状以外に下肢のしびれ・激痛・重だるさ・足に力が入らないなどの下肢症状として現われることもあります。

重金属へのアレルギーがある場合は、アレルギー除去治療をすることによって、毒物を体内から排出できるようにします。そうすることで、日常生活のなかでおのずと入ってくる重金属・毒物による害を最小限にくいとめることが可能となります。

アレルギー除去治療を完了すれば、水銀を含む歯の充填物を除去する必要はなくなります。金歯に替えたとたんに体調を崩す人もいるのです。ですから水銀だけが悪いのではないのです。

金属・重金属に対するアレルギーが除去され、かつ弱アルカリ体質に変えて行きながら腸粘膜を整えることでそれらに対する反応はなくなります

3.アレルギーの存在によって、神経系のコントロールが乱される

カイロプラクティック治療の目的は、神経機能の回復です。骨格のずれやゆがみを治しているのではありません。いわゆるずれやゆがみは、神経系の機能が低下したために生じているです。どうしてそうなるかを考えずに、ずれやゆがみだけを治療していても、痛み止めの薬と一緒、また繰り返すだけです。

カイロプラクティック治療でも、なかなかすっきりと症状が改善しないケースがあります。このようなケースは、アレルギーまたは大きなストレスによって、自然治癒力がブロックされています。ですから適切な刺激を神経系に与えても、神経系が正常に機能できないのです。

心拍間隔変動係数(SDNN)を用いて、自律神経系の機能を計測しますと、慢性的にアレルギーを持っている方はあまりよい値が出ません。また治療後よくなってもすぐに戻ってしまいます。しかし、その背後にあるアレルギーや大きな感情のしこりを治療によって取り除いていけば、値は改善していきます

このようにカイロプラクティック治療の治療効果をあげる為にも、アレルギー除去は欠かせないのです。

またアレルギーの存在は、怒りっぽくなったり、いらいらしたり、落ち着かなくなったり、やる気がなくなったりというような精神面への影響も見逃せません。こういう人は、アレルゲンである食物を食べたり、またはおなかがすいてアレルゲン物質が切れてくる(禁断症状)と感情や行動を自制できなくなってしまいます。人によっては、あるにおいで反応したり、ある色で反応したりと、原因は千差万別です。

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アレルギー症状の5つの特徴

ここまでのお話でアレルギーのことが少しおわかりになってきましたでしょうか。
次に、アレルギーは具体的にどんな症状と関連があるのか説明しましょう。

アレルギー症状の大きな特徴は、大きく分けて5つあります。

1、アレルゲンへの慢性的な関与による、免疫機能の疲労・ 機能低下による身体防御システムの崩壊および混乱

これには、風邪を引き易いなどの易感染状態、慢性関節リウマチに代表されるような自己免疫疾患、線維性筋痛症やむずむず脚症候群といった原因不明の難病、悪性および良性腫瘍などもこれに相当します。

2、身体のコントロール・センター(西洋医学的にいうと神経系、東洋医学的にいうと経絡)の変調

これには、しびれ・原因不明の痛み・不整脈・動悸・高血圧・動脈硬化・狭心症様発作(スパズム)・ほてり・赤ら顔・冷え・便秘・下痢・自律神経失調・食後突然おそう睡魔などが相当します。

3、むくみ

アレルゲンの摂取または接触などにより、さまざまな場所にむくみを起こします。皮下組織にむくみが起こればじんましん、気管支がむくむと喘息、脳がむくめば脳圧が高まり、血管や神経が引っ張られますから頭痛・しびれ・感覚異常・運動障害・平衡感覚障害なども現れます。末梢神経周囲にむくみが起これば、肋間神経痛や顔面神経麻痺などの症状も起こります。また血管がむくめば血行障害が起こり、内臓がむくめば消化不良胃もたれ・胆嚢炎・膵炎・盲腸炎・慢性腎炎・心不全、また唾液腺や耳管のような細い管も圧迫に弱いため、耳下腺炎・中耳炎などを繰り返すことになります。背骨から神経がでている椎間孔というところにむくみが起これば、坐骨神経痛様症状・腰痛・手足のしびれなどもアレルギーから起こるのです。
朝、顔だけがむくむというのも、アレルギーの典型症状です。

4、筋肉の収縮

アレルギーの方は体が酸性に傾いていることが多いため、酢〆めの魚のように身が〆った感じが人間の体内でも起こっていると考えていただけばわかりやすいでしょう。これもまた筋肉の収縮が起こる場所によって、異なった症状として現れます。頭痛・腰痛・肩こり・喘息・こむらがえり・まぶたの痙攣などがこれに相当します。

5、アレルゲンを排出するための反応

アレルゲンが食物であれば下痢や嘔気・嘔吐、また吸い込んだものであれば咳やくしゃみ・鼻水などが一般的です。そして皮膚は身体の排出器官ですから、目に見えるかたちで多くの情報を示してくれます。

湿疹・水疱・発赤・発疹・しみ・斑点・目の下半分以上のくま・いぼ・赤みがかった顔色・乾燥(ドライスキン・ドライマウス・ドライアイなど)・多汗・あぶら性・にきび・毛穴が目立つ・しわ・しみ・皮膚のたるみ・髭剃りまけ・耳の下が切れる・ふけ・毛髪が立って生えている・さかさまつげ・脱毛・抜け毛・白髪・くせ毛・爪の変形・爪が薄く割れる・有色爪など、これらは食物アレルギーの典型症状です。

ナムブドゥリパッドアレルギー除去治療 NAET®とは

これまでの説明で、以前よりアレルギーというものの仕組みがおわかりになって頂けたと思います。
それでは、当センターでのアレルギー治療について説明していきましょう。

これまでの一般的なアレルギー治療といえば、除去食アレルギー反応を抑える薬(ステロイド薬など)に頼るしかありませんでした。

除去食はアレルゲンが複数にわたると、食事制限がかなりきつくなりますし、好きなものを楽しく食べたいという生理的欲求を一生満たすことができないのでとても辛いものです。
抗アレルギー薬に関しては、前にも述べましたように、結局は症状を隠しているだけで、内服が長期になれば、何らかの副作用が必ず出てきます。

 当院のアレルギー治療は、NAET®(エヌ・エー・イー・ティー)という1983年にアメリカ在住のデビ S・ナムブドゥリパッド先生が編み出した薬や光線・レーザーなどの医療器具を一切使わないアレルギー除去療法を用いています。ご自身が子供の頃から白米とカリフラワーしか食べるものがないくらいの極度のアレルギー患者であり、何とかして治りたい、何かいい治療はないものかと医師・カイロプラクター・鍼灸師(博士)・看護師の資格を全て取ったのです。そしてその集大成がNAETとなって、20年の臨床実績をもとに、現在アメリカをはじめヨーロッパ・オーストラリア・アジア・メキシコ・南米・南アフリカで広がりつつあります。

デビ先生、そしてNAET発見に至る経過などに関する詳細は、著書『病気よ、さようなら』(増田裕訳、科学新聞社)をご覧ください。

NAET®では、犯人探しは東洋医学を用い、治療はカイロプラクティックで行います
患者さんの問題が、どの経絡(気の通り道)の問題なのか。そして何がその経絡のエネルギーの流れを乱しているのかをバイルという“物質固有のエネルギーを転写させた水の入った小ビン”を持ちながら、筋力検査法を用いて探していきます。コンピューターを使って探し出すことも可能です。

そして問題となっているもの(アレルゲン)を見つけ出したら、アレルゲンに対するアレルギー除去治療を行います。脳はアレルゲンのことを、“これは自分にとって不必要であり、問題を起こすものだ”と思いこんでいますので、NAET®治療により、“これは身体に必要なもの又は無害なもの”という新たな認識に入れ替える作業を行うのです。

治療後25時間は、治療した食品や物質を食べない・触らない・近づかないなど、いくつかの守らなければならないことがありますが、詳しくは治療時に説明いたします。

NAETで治療する対象は、この世に存在するすべての飲食物・物質・動植物・現象・感情などです。そして代理人を使えば、赤ちゃんやペット、寝たきりの人にも治療をすることができます。しかも注意点さえ守れれば、副作用の心配は一切ありません

また当センターのスタッフはNAET公認インストラクターであり、NAET JAPANのスタッフでもあります。

NAET JAPANは、ひとりでも多くのアレルギー患者さんに幸せや健康を取り戻していただけるよう治療者向けにセミナーを開き、日本国内に広げていくための活動を行っています。NAETに関する詳細については、NAET JAPANのウェブサイトwww.naetjapan.comも合わせてご覧いただけますようお願いします。 

ご家族やお知りあいに、お困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひNAETのことをお知らせしてあげてください。従来の治療で効果のなかった慢性疾患や、急性の症状にも対応することができます。

もちろん当センターでは、神経系の活性を図るためのカイロプラクティック治療なども併用して行います。

NAETが増田カイロプラクティックセンターに導入されてまだ5年しか経っていませんが、多くの患者さまから喜びや驚きの声をいただいております。さらに多くの方にもこの喜びを伝えたい一心で、これからもスタッフ一同治療に励んでいきたいと思っております。

引用、参考文献>
「こう治す 複合汚染アレルギー」河野 泉 著 1997年 桐書房
「土といのち」 中嶋常允(とどむ)著1987年 地湧社

2006年8月
2007年1月改訂
増田カイロプラクティックセンター
NAET公認インストラクター
斉藤友美恵 BCSc,RN

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NAET®の考え方─病気の原因としてのアレルギー


個々の人間はどんなものに対してもアレルギーを引き起こすおそれがあります。どんなものがあるかと言えば、食物、飲料、薬物、薬草、ビタミン、水、衣服、宝石、化学品、塗料、シリコーン、ラテックス、プラスティック、花粉、草、ほこり、ダニ、昆虫などなど。

アレルギーの症状はごく軽いものから非常に重くて生命に危険のある病気まで多様です。西洋医学の科学者たちは今でもその正確な原因とアレルギーの性質を研究しています。西洋医学の観点では、アレルギーとは免疫系の過剰反応のことです。アレルギー除去法を創始したDr. NambudripadのNAET療法(Nambudripad's Allergy Elimination Technique)によると、アレルギーとは東洋医学の原則に基づいた包括的な観点でとらえられます。つまり、アレルギー物質が身体のエネルギーの流れに影響を及ぼす視点から定義されるのです。

アレルギーとはひとつあるいはそれ以上の物質に対してある人が異常に敏感になる状態のことを言います。ただし、これらの物質はその他の大多数の人間には無害である場合が多いのです。アレルギーの人間にとって、アレルギー物質(アレルゲン)は脳で身体の健全さに対する脅威と捉えられます。アレルゲンに触れると、経絡と呼ばれるエネルギー通路が妨害されるため、身体の電気回路を通じた正常なエネルギーの流れが阻害されます。このエネルギーの妨害のために、神経系を介した脳と身体の間の連絡が干渉を受け、アレルギー反応にいたる連鎖反応が始まるのです。

診断未確定のアレルギーは好発性の病気や慢性疾患の原因であることが多く、放っておくと重篤な病気や危篤的な病気になります。病気、疼痛、炎症、頭痛、発熱、心臓発作、脳卒中、奇形、腫瘍、多様な身体的・生理的・心理的不快感があると、脳は危険のおそれを身体に発信します。とくに身体内にエネルギーの流れが阻害されている場合にこのことがあてはまります。身体にエネルギーのアンバランスがあると、ひとつあるいはそれ以上の臓器系の健康状態が低下します。NAETは脳を再教育し、エネルギーの通路の阻害を取り除くので、身体は完全なバランス(ホメオスタシス)を取り戻し、正常に働くので、最適な健康に達することができるようになります。

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NAET®について


1983年、Dr. Devi S. NambuudripadはNAETを発見し、新たな効果的アレルギーの診断治療法のための広範な研究開発を始めました。Dr.Nambudripadは東洋医学と西洋医学のいずれにも明るかったため、このユニークな治療を洞察する導きを得て、自分自身のひどい食物アレルギーを克服することができたのでした。女史はこの長い間のアレルギーからの解放のための個人的闘いのすばらしい話を知ってもらうために本を書きました。題名は【Say Good-Bye To Illness(病気よさようなら)】この本にはテクニックの理論的基礎の説明があり、患者の声や魅力的な治験例が掲載されています。この本は翻訳されています。

「病気よ、さようなら」(翻訳、増田 裕) 本書を入手されたい方NAET JAPAN オンラインショップまで。

現在、伝統的な医学にはアレルギーのいくつかの診断法があります。皮内テスト、パッチテスト、スクラッチテスト、多様な血液検査(RASTやELIZAテストなど)がそれです。標準的な治療法はアレルギーの症状を抑えるために抗ヒスタミン剤やステロイド剤を用いる薬物療法です。残念ながら、これでは原因となる問題は矯正されず、アレルギー疾患の患者はひどい長期の副作用に悩まされる場合が多いのです。今のところ最も効果的な治療の選択はアレルゲンを完全に避けるというものですが、これはむずかしく、不可能な場合もあります。

Nambudripad's Allergy Elimination Techniqueはアレルギーの革新的治療で、完全に自然で、痛みがなく、非侵襲的です。この方法は誰に対しても安全に使うことができます。新生児の子供にも、高齢の方にも、昏睡の患者にも、あるいはペット動物にも。NAETは健康な人に対しても将来病気の原因となる隠されたアレルギーを治療するために用いることもできます。さらに、NAETは薬物を必要とするその他の医療(抗生物質、化学療法、放射線療法など)を補完して、どんな副作用に対する治療も行い、薬の効果を最大限に発揮させます。

現代科学と技術の進歩に伴い、新たな化学品と製品が日々開発されるため、多くの人々の潜在的アレルゲンを生み出しています。NAETは新しいアレルゲンに対する悪い反応から解放し、現代世界でよりよく生きていく力を人々に与える真に革命的な解決法です。

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NAET® ─どのようにはたらくのか?


NST筋肉反応検査

NAETRはアロパシー、鍼灸、.2カイロプラクティック、 キネシオロジー、栄養といった多様な専門科学を合成したテクニックです。 Nambudripadの検査テクニックは 筋肉反応検査(NST:Neuro Sensitivity Test)を用います。

この検査法でアレルゲンで生じた身体の運動的 アンバランスがわかります。

NAET®ではくびから仙骨までの
脊椎に沿ったプレッシャーポイントを刺激します。

その間、患者はアレルゲンを保持しています。


NSTが強くなる

治療後、NSTが強くなれば、
アレルギーは除去されたことが示唆されます。

特定のツボポイントが次にマッサージされ、20分間安静します。
当日治療したアレルギー物質は、施術後25時間完全に避けなければなりません。

こうすると最高の結果を得ることができます。
アレルゲンは特定の順番で1回に1項目ずつ施術されます。

通常、その日には1つの物質のみ施術されます。たいてい、1回の施術で1つのアレルゲンが除去されますが、
なかには非常に過敏な方もおり、そうした方々は1つの項目に追加的な施術を必要とすることもあります。

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図式・アレルギーの機序


アレルギーについては、NAET理論に基づき、「神経系と東洋医学の経絡の連関」で起こるアレルゲンに対する「反発性の反応」、その結果としての「経絡の遮断」ととらえることができます。詳しくは、『病気よ、さようなら』をご覧ください。ここでは、NAET理論ではなく、西洋医学の中から、伝統的な西洋医学の療法に飽き足らない学者、研究者、臨床医のアレルギーに関する著作を読み、私どもの観点でアレルギーの機序についてまとめてみました。 「?」は私どもの推測。

アレルギーの誘発要因
1) アレルゲン(摂食源・吸入源・接触源など)
2) 「リンパ球−副交感神経」優位
3) 身体的ストレス(口呼吸、神経筋骨格系の不均衡)
4) 感情的ストレス(感情のよどみ)
5) 生化学的ストレス(腸内イースト感染、カルシウム・ミネラル不足)
アレルギー
1) カタール性炎症反応(浮腫の形成)
2) 免疫系の疲弊(リンパ球の低下)
3) カルシウムの低下(カルシウムパラドックス)
アレルギー反応
1) 浮腫
  1. 1.脳:頭痛、上下肢のしびれ、脳梗塞の後遺症、自閉症、多動症、統合失調症、うつ、痴呆、アルツハイマー、パーキンソン、小脳ヘルニア?
  2. 神経:神経痛(三叉神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛)、朝方腰痛、顔面麻痺
  3. 筋肉:肩凝り、寝違え、こむらがえり
  4. 内臓:
    気管支;気管支喘息
    心臓;狭心症、心不全、不整脈
    血管:高血圧、動脈硬化
    胃;胃炎
    腸;腸炎、過敏性腸症候群
    肝臓;肝炎、肝硬変
    膵臓;膵炎、糖尿病、突然の睡魔(反応性低血糖)
    胆嚢:胆嚢炎
    腎臓;腎炎
    膀胱;頻尿
    前立腺:前立腺炎、前立腺肥大
    子宮;子宮内膜症、子宮筋腫
    卵巣;卵巣膿腫 不妊、更年期障害
    骨格;骨粗鬆症
  5. 皮膚:アトピー性皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、乾癬、にきび、しみ、そばかす、脂性、ふけ性、若はげ、爪の変形、しもやけ、髭剃り負け
  6. 耳鼻咽喉:鼻炎、花粉症、反復性可能性中耳炎、反復性滲出性中耳炎、蓄膿症
  7. 歯科・口腔科:虫歯、歯周病、顎関節症
  8. 眼科:目のかゆみ、緑内障
  9. 全身:むくみ
2)免疫の疲弊(Tリンパ球の低下)
A 感染
1. 扁桃腺炎
2. 咽頭炎
3. 反復性風邪
4. 反復性インフルエンザ
5. 口腔内・腸内定在菌の血流への侵入

B 自己免疫疾患(胸腺外リンパ球の増加)
1. 膠原病(リウマチ関節など)
2. 甲状腺機能低下症(橋本病)、甲状腺機能亢進症(バセドー病)
3. シューグレン症候群
4. ベーチェット病
5. ネフローゼ(IgA腎症)

参考文献:河野泉、藤田拓男、安保徹、西原克成の各氏の著書



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健康食品アレルギー


健康ブームに伴い、さまざまな健康食品や健康グッズがテレビなどで取り上げられています。この頃はサプリメントもコンビニなどで簡単に手に入るようになりました。食生活のアンバランスをこういったサプリメントで補うこと自体は悪くないのですが、その前に確認しておかなければいけないことがあります。

それは、そのサプリメントや健康食品・健康グッズは、はたして自分に合っているかどうかです。そして本当に必要かどうかです。

今から20年以上前になりますが、アメリカのDr.カールトン・フレデリックは“精神栄養学“という本で自説を唱えました。

それは“栄養素、特にビタミンB12の不足は、様々な精神疾患や感情の問題に関与している”というものでした。そこで彼は実際の患者さんにビタミンB12の大量投与を行ったのです。その結果、50%の患者さんは、正常な精神活動ができるようになりました。そして残り50%の患者さんは変化なし、もしくは病状が悪化したのです。

なぜ50%の患者さんには、彼が期待した効果が出なかったのかということを彼は証明することができなかったので、彼の説は当時陽の目を見ることがありませんでした。

NAET®のDr.デビは、開業当初この本を見て早速彼に連絡を取りました。Dr.デビは、なぜ50%の人には効果が出なかったのかを知っていたからです。

それは“ビタミンBに対するアレルギー”です。しかし残念ながら、Dr.フレデリックはその1年前に他界されていました。

ビタミンBに対してアレルギーがあるということは、2つの問題が考えられます。

まずひとつは、ビタミンBを摂取しても自分の体に取り込まれないために、結果的には不足するということです。

そしてもうひとつは、大量に長期間にわたって摂取すればするほど、ビタミンBが体の働きを崩してしまうことです。その結果、特にビタミンBは神経系に作用しますから、精神疾患・感情の問題・頭痛・耳鳴り・しびれ・めまい・眠気・あちらこちらの痛みなどの症状として現れてくるのです。

先日診察した患者さんは、1ヶ月前からの右腕全体の強い痺れを訴えてこられました。
病院でビタミンB12を処方され、初めのうちは調子良かったのですが、徐々に悪化してきたというのです。初めのうちはビタミンB不足がいくらか改善するために、症状が一過性に軽減するのですが、長期大量摂取により逆効果となったのです。

この患者さんはビタミンB、特にビタミンB12に強いアレルギー反応を示しました。
早速NAET®の施術をし、1回の施術で60%しびれが改善しました。完全にアレルギーが除去されてからビタミンBのサプリメントを数ヵ月摂りさえすれば完全に消失するでしょう。

ビタミンBに対するアレルギーがある場合、まずアレルギーを除去してからビタミン剤を摂らなければこうなるという典型的な例でしょう。

西洋医学の世界では、栄養素に対するアレルギーという概念がありませんから、20年前のDr.フレデリックの治験例がまったく活かされず、今現在でも同じことを繰り返しているのです。
現在ビタミンB3の大量投与で統合失調症の治療を行っている医師がいます。改善例しか発表されていませんので詳細はわかりませんが、アレルギー除去の概念を取り入れないままでの治療は、半分の人に不幸せを招くことにならないかと感じています。

2005年1月初めに日本の国立健康栄養研究所が大豆イソフラボンについての治験データを発表しました。
平均年齢52歳の女性30人に大豆イソフラボンを半年間摂取させました。
その結果50%の人には、骨密度の低下がある程度抑制できたが、残り50%の人の骨密度は低下したというものでした。
大豆イソフラボンとは、大豆胚芽に多く含まれる植物ポリフェノールの一種で、女性ホルモンであるエストロゲンの類似作用をもつことから、骨粗鬆・更年期障害・がん予防などによいとされ、さまざまな健康食品に取り入れられているものです。

この有効率も、Dr.フレデリックの治験例とほぼ同率です。
大豆アレルギーのない人には不足分が補われたために効果が出るのですが、大豆アレルギーのある人には、逆効果を招いたのです。

マクロビオティックという玄米食中心の食養法があるのですが、玄米にアレルギーのある方がいくら続けても効果がでないばかりか、逆に何らかの病気を招くことにもなりかねません。先日来院された方は1ヵ月半前から鼻づまりがひどくなった愁訴を抱えていました。1ヵ月半前から生活上変わったことが無かったか尋ねると、玄米食を始めたとのことです。検査をすると、玄米に強いアレルギーがありました。健康に良かれと思って始めた玄米食が却って健康を悪化させました。しかし、玄米に対するアレルギーを除去すると、玄米を食べても鼻づまりは起きません。

またアレルギーが存在するのは、健康食品だけではありません。
スポーツ選手がよく首にかけているようなネックレスを、“身体によさそうかな?”と思って着け始めたら、毎晩咳で眠れなくなったという方が来られましたが、明らかにこのネックレスのアレルギーでした。ネックレスに関する施術をして、咳は落ち着きました。

ゲルマニウム入りクリームを使い、ゲルマニウム温浴を始めたら、頭のもやもや感、めまいが起こった方も、脳に対するゲルマニウムアレルギーの除去で問題はなくなりました。

このようにお金を出して病気を招く例は、いくらでもあるのです。
ただそれを知らずに、自分によかれと思って(思い込んで)続けている方があまりにも多いのです。

どんなにいい健康食品も健康グッズも、“それ自体にアレルギーがあっては、百害あって一利なし“だということを是非みなさんに知っておいて欲しいと思います。

この健康食品を飲みたいなあ、この健康グッズを使いたいなあ、というときには、飲む前・使う前に、必ず自分に合っているかどうか、近くのNAET®施術者にチェックしてもらいましょう。合っていればそれを摂る必要はあるのか、そしてどのくらい必要なのかをNAET®の施術者は教えてくれます。合っていない場合には、もちろんNAET®でアレルギー反応を除去してから飲んだり、使い始めることをお勧めします。

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施術中によく見られる反応


NAET®施術中に見られる患者の反応には幾通りもあります

第1群
最初の施術を受けるとすぐに気分がよくなり、その後も気分のいい状態が続いている。今のところ病気で多くの項目にアレルギー反応があるにもかかわらず、強い免疫系を維持する方法を見つけてきた人たちかもしれない。身体がきれいで、つまりシステムのなかに毒がなければ、NAET®の施術は簡単で効果が速い。ひどいアレルギー反応を煩うときには清浄プログラムを受けるとよい。たとえば、免疫系刺激剤を摂るとか、効果的な解毒プログラムを受けるとか。肝臓や腸をハーブ製品やホメオパス製品で清浄にする。多様な食物の摂取を制限する。ジュース断食、アレルギー注射、整腸剤、強い運動も一考の余地がある。ヨガと瞑想、定期的なカイロプラクティックや鍼灸治療、酵素療法、ビタミン、ミネラル、ハーブサプリメントなどを自分の毎日の生活様式にすると効果が出る。
 肝臓は身体のごみ処理場であるが、毒が蓄積すると過剰な負担がかかる。毒はストレスがかかると、熱に変換され身体を循環する。熱が堰き止められると、エネルギー通路の多様な部位が遮断されて多様な健康の問題が起こる。症状は遮断された部位に直接関係している。肺のエネルギー通路が遮断されると、患者は気管支炎、ぜん息などの呼吸器系の疾患を煩う。腸のエネルギー経路が遮断されると、患者は便秘、下痢、じんましん、皮膚疾患などを煩う。この不必要な熱は助けがないと身体から出て行かない。カイロプラクティックのマニピュレーション、針治療、液体あるいは水断食、運動、サウナ、清浄プログラム、解毒プログラムなどは堰き止められた毒の熱を体外に排出する出口をつくる。上記のプログラムのどれでも定期的に行えば、毒の熱は生成されてもすぐに放出される。

第2群
施術後すぐに気分がよくなるが、時間がたつにしたがい、からだがだるくなる。25時間ぶっ通しで寝てしまう人もいる。この群の患者は施術をパスするのに最長35-40時間かかる人もいる。この時間を過ぎると、たいてい気分はもっとよくなる。

第3群
施術後すぐに気分はよくならないが、時間がたつにしたがい気分がよくなる。25時間が過ぎる頃になると調子はいい。

第4群
「ローラーコースター効果」を経験する人もいる。当初、ほんのわずかしか改善がなかったり、もしくは全然なかったりする。5つから15個の基本項目を終えると、日に数時間気分がよくなる。さらに施術が進むにつれて次第に気分のよくなる時間が増える。調子のいい日数のほうが調子の悪い日数よりもついには多くなり、とうとう全日調子のいい日がやってくる。これらの患者は免疫不全疾患群の範疇に入り、長期の慢性疾患や低免疫系を患ってきた人たちである。多くの組み合わせを施術する必要がある。

第5群
この群の患者は多くの感情的トラウマを負ったり多様な児童虐待を受けたりしたことのある人たちである。感情的トラウマを絶えず受けたために免疫系が低下したのかもしれない。免疫系が低下して身体的、化学的反応も起こる。免疫系が弱くなると、患者は周囲のすべての物質に反応し始める。免疫系を強化するため、基本的アレルゲンを身体次元できれいにする必要がある。基本項目に加えて、感情的トラウマをきれいにする施術を受けたほうがよい。つらいフラッシュバックのある人もいる。自殺に走ることもたびたびだ。こうした患者はNAET®の定期的な施術とNAET®細胞記憶に対する施術に加えて専門家の心理カウンセリングを受けるとよい。NAET®終了後も長期にわたり引き続き感情的支えを必要とする。NAET®の専門家は精神衛生の専門家(診療士や精神科医)ではない。NAET®の専門家ができることは食べ物と環境物質との関連で堰き止められている感情の流れを元に戻すことである。感情の状態を施術するあいだ、エネルギー経絡の感情部位を正常なエネルギーが再び流れる。患者は正常なエネルギーが流れるので気分がよくなる。しかし、精神的感情的な病いをもっている人はエネルギー経絡の感情部位が弱い。この点を忘れてはならない。感情は神経線維の身体部位を伝達もする。これらのセグメントの神経線維が弱いと、反応が反復してこれらの部位を影響し、この部位が強くなるまで感情的反応が繰り返し起きる。感情的に非常に敏感な人たちは感情的支援(カウンセリング)とともに長期に神経強化サプリメントを摂るとよい。この群もアレルゲンと脳組織や脳の様々な部位との組み合わせの施術が必要だ。これらの患者はアレルギー除去後、ビタミンB複合、ミネラル、アミノ酸、L-グルタミン酸、フェニルアラニン、チロシンを大量にとる必要がある。

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あきらめるな、希望がある


NAET®により、以下の症状を持った方に喜ばれています。
  • ADD/ADHD(注意欠陥多動症)
  • 中毒(喫煙、アルコール、炭水化物、コーヒー、麻薬、食物)
  • 化学薬品アレルギー
  • 金属アレルギー
  • 温熱、寒冷アレルギー
  • コンピュータアレルギー
  • 化粧品アレルギー
  • 菌類アレルギー
  • 穀物アレルギー
  • ゴムアレルギー
  • 乳製品アレルギー
  • カビアレルギー
  • ピーナッツアレルギー
  • ペニシリンアレルギー
  • ペット・動物アレルギー
  • プラスティックアレルギー
  • 処方薬アレルギー
  • 放射線アレルギー
  • 魚貝、甲殻類アレルギー
  • 太陽アレルギー
  • 子どもアレルギー
  • 衣服アレルギー
  • 職場同僚アレルギー
  • 配偶者アレルギー
  • 不安症、不眠症
  • 不整脈
  • 自閉症
  • 肩凝り、五十肩
  • 血圧の問題(低血圧・高血圧)
  • 気管支炎、気管支ぜん息
  • カンジダ・イースト感染
  • 慢性疲労
  • 腸炎
  • 便秘、下痢
  • うつ病
  • むずむず脚症候群
  • ドライアイ(乾いた眼)、ドライマウス
  • 読字障害
  • 耳の感染(中耳炎・外耳炎)
  • 拒食症・過食症
  • じんましん
  • 環境のアレルギー
  • 落髪、フケ症
  • 線維性筋痛症
  • お腹の張り(膨満)
  • 風邪に何度もかかりやすい
  • 感染症に何度もかかりやすい
  • 胆石
  • かゆみ
  • 花粉症
  • 頻尿、夜尿症
  • 目のくま
  • ヘルペス
  • 湿疹
  • ホルモンのアンバランス
  • 低血糖症
  • 消化不良
  • 不妊
  • 過敏性腸症候群
  • 腎臓の病気
  • 膝痛
  • 漏出性腸症候群
  • 顎関節の問題
  • 更年期障害
  • 頭痛、片頭痛
  • ムードスィング(気分のムラ)
  • 神経性胃痛
  • 夜間の発汗
  • 寄生虫の問題
  • 恐怖症
  • 記憶力の低下
  • 後鼻漏
  • 月経前症候群
  • 乾癬
  • リウマチ関節炎
  • 白癬
  • 腰痛、坐骨神経痛
  • 帯状疱疹
  • 副鼻腔炎
  • くびのこり
  • 静脈瘤
  • めまい、耳鳴り
  • 体重の問題
  • にきび
  • その他多数


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NAET®症例 ─「病気よ、さようなら」より抜粋


Say Good-Bye To Illnessより抜粋

【中耳炎の1歳の娘】
1歳の娘が風邪を引いて発熱すると必ず中耳炎を患う。これが半年も続く。医者に抗生物質を6-7ヶ月処方されるが再発はとまらない。NAET®の施術を受けると直ちに鼻水がとまり、風邪も中耳炎も改善した。7つの項目の施術が終了したあと、かかりつけの小児科医に行くと、健康状態は95%と太鼓判を押された。

【ピーナツアレルギー】
娘と息子はピーナツバターにアレルギーがあるため、これまで何度も救命室に運ばれたことがある。ちょっと嗅いだだけでも病院行きだ。NAETのおかげで、ピーナツを食べられるようになり、アレルギー反応は出ない。

【背痛が消えた】
ずっとあらゆるアレルギーを患い、医者からは上手に付き合うほかはないと言われた。顔、唇、眼に発赤が出ると腫れてかゆくなる。薬をもらうとやや軽くなるが、じきに再発する。ある日背中がひどく痛くなりがまんできないほどになった。肋骨が骨折し、骨折した破片が突き刺さったような感じがした。医者に行ってもレントゲンを撮り、暖めたり冷やしたり、薬をくれるだけで、改善しなかった。NAET®の検査で、甲殻類(カニ、エビ)が原因だと言われた。1回の施術で、痛みはなくなった。信じられない。

【痛風性の関節炎】
20年以上前、痛風性関節炎と診断された。背中と腰と腎臓の部位に痛みがある。医者に赤味の肉を一切とらないように言われる。妻がNAET®で気管支ぜん息がよくなると、しきりにこの施術を受けるように勧める。言われるままに来ると、「魚が原因」と言われる。本当にそうかなと思いながら施術を受けると、施術後すぐに背中の痛みがとれた。それ以来13年、痛みは再発していないし、魚も食べられるようになっている。

【踵の痛み】
6ヶ月以上右側の踵に痛みがある。1円玉ほどの大きさだ。NAET®の診察を受けると、「胡椒だ」と直ちに言われる。施術後痛みが消え、再発していない。

【食欲不振】
17歳のときからひどい食欲不振を患う。ボーイフレンドと失恋したあとは特に自分がデブで醜いと感じた。ショックのあまり食欲がなくなる。体重は40Kgに減った。身長は165cmあるというのに。新しいボーイフレンドは私の問題の所在に気がつかせてくれた。NAET®の施術を受けることを勧めたが、両親は伝統的な西洋医学のみを信じていたので、彼の支援がなければNAET®の施術は続けられなかっただろう。5回の施術で変化が現れ、18回の施術で体調はすごくよくなった。まだ少し、アレルギーが残っているので、今では3ヶ月に1回施術を受けている。

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【1日おきに風邪を引いたような調子になる】
20年前、ほぼ1日おきに「24時間ウィルス」に罹り始めた。いつも気分が悪くなると、かかりつけの内科医はそう言っていた。ついには、「気のせい」だからと言って、躁鬱病のリチウムを処方しようとした。幸い、顧客の一人が内耳の問題かもしれないから耳鼻科医に行くように勧めた。幸い、副鼻腔炎が見つかり、抗生剤と洗浄を数週間受けた。耳鼻科医は何かアレルギーの食物を摂っている可能性があると言ったので、アレルギー専門医を次々と訪れることになった。数年間数千ドルを使って、最後に副鼻腔の手術を受けたが、風邪のような発作は収まらない。抗生剤も効かなくなった。チーズならどんなものでも最悪のアレルギー源であることがわかった。ちょっとでもチーズを食べると、数日間ひどい病気になる。ある日、突然私の人生が根本的に変わった。NAET®との出会い。この施術を受けたあと、チーズを食べても症状は出なくなった。施術を受けたのが1989年今が1999年だから、10年以上も好物のチーズを楽しんでいる。

【多発性のアレルギー】
最初にNAET®の施術を受けたときには、これまでのアレルギー治療のため、食事、呼吸でいろんな制限がありました。食べ物、化学品、空気汚染物、カビなど、さまざまなものにアレルギー反応があったのです。NAET®の施術を受けて2年、今ではまったく別世界の食物、衣服、空気があることがわかりました。

【過敏性腸症候群】
子どものときから、ある種の食べ物を摂るのが大変でした。大きくなるにつれてだんだんそれがひどくなる。21歳のときには、少しの穀物、非脂肪性の食物、いくつかの果物しか食べられませんでした。23歳の時には、何も食べられなくなりました。ちょっと食べただけでもひどく腹痛がします。あらゆる治療を受け、あらゆる薬も飲む。過敏性腸症候群と診断され、この病気には治療法はないといわれました。体重は45-50kgの間を行き来しました。NAET®に出会うまで、アレルギーが原因だとは知りませんでした。てっきり自分の腸が弱いからだと思っていたのです。NAET®の施術により、腹痛もなくなり、体重も増えました。過敏性腸症候群の人へのアドバイス。トンネルの出口に光があります。NAET®の希望があります。

【クローン病】
ほぼ人生を失いかけました。クローン病と呼ばれる極めて心身を衰弱させる病気に罹ったからです。病院の入退院の繰り返し。治療はステロイド剤の大量服用で、非常に副作用の大きなものでした。いったんこのステロイド剤を大量に服用すると中断するのが難しくなります。NAET®が私の命を救いました。施術後数回で、ステロイド剤を35mgから5mgに減らしても、出血や餓死や病気の再発はありません。

【卵巣の痛み】
長い間に健康状態が悪くなり、食べられるものが野菜と自家製のパンだけになってしまいました。膵臓の消化液に問題があり、たんぱく、米、果物、生鮮品、砂糖が消化できない。検査では、高血糖でも低血糖でもありません。医者は炭水化物に対する低血糖ー高血糖反応があると診断しました。また、左卵巣の部位に腹痛があります。超音波検査では卵巣嚢腫ではなくわずかな線維様の子宮が見つかっただけです。身体的には問題ないのに、この痛みは年を経るごとに悪くなりました。NAET®で砂糖アレルギーを除去したあとから、この卵巣の痛みは軽減し、長い間の苦痛から解放されました。

【じんましん】
 7年前、エビカニ類、魚などの海産物にアレルギー反応が出るようになる。海辺で育ったので、ずっと海産物を食べ続けていたのに。たいてい、じんましんはみみずばれとなり、治るまで数週間続く。NAET®の施術を受けて、今ではエビ、ハマグリ、ホタテガイなどを食べられるようになった。私はビタミンC、チョコレート、胃酸にもアレルギーがあったので、これらも治していただいた。 

【ピーナツアレルギー】
 19歳の学生。ずっとピーナッツアレルギーを患う。ちょっとでもピーナッツを食べると、全身にじんましんが吹き出て、ひどい気管支炎になる場合が多い。抗生剤は効きません。非常に落ち着きがなく、刺激に過敏で、怒りっぽく、気分に流されやすくなりました。頭が痛くなり疲労感が出て気分が落ち込み勉強をやる気が出ない。ピーナツを食べて数分すると脚がぶるぶる震えてしまう。毎日風呂に何時間もつかる。2ヶ月ほどしてようやく気分が良くなり、NAET®を紹介される。すべての基本物質、ピーナツ、ピーナツオイル、ピーナツバター、ピーナツの匂い、アスパラガスの項目を完了しました。こうしてピーナツがクリアされると、もう2度とピーナツ反応は出なくなった。ときどき、ピーナツのバターサンドイッチやクッキーアイスクリームを食べるが、悪い反応は出ません。

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【ビタミンA、魚、貝のアレルギー】
ここ数ヶ月毎日のように顔やくびにじんましんが出ます。伝統的なアレルギー治療法には救いがなかった。診察を受けると、たくさんの食べ物にアレルギー反応が出て、どの食べ物が私の問題の原因なのか特定できません。基礎的な物質から施術が始まると、施術のたびに少しずつ改善。やがてビタミンAミックス(魚、貝、にんじん、ビタミンA)の施術を受けると、激しい反応が出ました。施術後25時間のあいだ、じんましんと皮膚の湿疹はひどくなる。その晩高熱が出てぐったりする。施術が失敗したのではないかと思い、その晩再診察を受けると、治癒反応であるとのこと。これにはびっくりしました。翌日になると、身体に突然エネルギーが沸く。すてきな波動が身体を流れるのを感じる。鏡をのぞくと信じられない!くびや顔がきれいになっている。じんましんも湿疹もない。海産物のアレルギーが私のじんましんの原因だったのです。以来、じんましんや湿疹にかかったことはない

【大豆たんぱく】
どんな酪農製品や大豆製品を食べても胃や腸が痙攣を起こしてしまいます。私が赤ん坊のときは仙痛と言われました。それ以来の持病です。胃腸の痙攣は牛乳、カルシウム、大豆を食べて5-10分すると起こる。施術を受けると、これらの食べ物をとっても痙攣は起きません。私の母も同様の症状があったので施術を受けて良くなっています。

【生活の質が改善した!】
NAET®の施術を受ける前、病院で受けたアレルギー検査では50の食べ物がアレルギーとわかりました。疑いのある食べ物となったらそれこそ無数。食事はわずかなものに限定され、毎日同じ物を食べていました。やがてそれらの食べ物のアレルギーとなってしまう。この病気のおかげで、仕事も変わる。年間10万キロも旅をする管理コンサルタントから小事務所の事務屋に。家族や友人にイタリア料理をつくるという夢も消えました。人生や活動に支障が起こるだけでなく、私の健康と精神状態を損なうことがもっとも大きい。施術を受けて2ヶ月すると、生活の質が改善しました。少しずつですが確実に。少しずつ食べられるものが増えています。ミケランジェロは「考えはあっても中に閉じられている。やることはその石を除くことだけだ」と書いている。まさにこの施術はアレルギーを除き、健康でより良い生活のための戸を開けた。希望の光である。

【娘の気管支ぜん息】
私の娘は10歳のときに気管支ぜん息に罹りました。ほぼ17歳になるまで、あれこれの医者にかかりましたが、問題はわからずじまい。なかには「気のせい」とまで言う先生もいました。ぜん息の薬を処方されてもよくならない。強い薬を飲んでいると、元気がなくなり、毎日頭痛が起こる。大学をやっていけるかどうか不安になったので、ホリスティックの健康ケアの治療家に変えてみました。幸運なことに、鍼灸師でハーブカウンセラーの人をたまたま知り、予約を入れました。診察で小麦とチーズにひどいアレルギー反応があることが判明。これで納得しました。娘は菜食主義者で小麦とチーズをたくさん食べていたのです。これらの食事を止めてハーブのサプリメントを摂ると別人のように元気になりました。この先生はNAET®の研修を受けたあと、このテクニックに基づいた新たな施術計画を実施しました。これまでのすばらしいケアに加えて劇的で驚くべき効果のある施術を行ってくれたのです。アレルギーは小麦、イースト、酪農製品、砂糖、雑草、芝生が見つかり全部クリアされました。これまでこれらの食品を食べると胃腸の調子が悪くなり、ぜん息を誘発したものでしたが、もうそういうことはありません。

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【息子の気管支ぜん息】
4歳の息子がひどいぜん息の発作に苦しんでいるとき、NAET®の施術を受けました。肺に当てられた聴診器に耳を当てると、なんとすさまじい音でしょう。水化学品のNAET®施術を受けた直後に肺の音を聞くと、完全に正常な音に戻っていました。

【頭痛、アレルギー性鼻炎】
副鼻腔性の頭痛、息切れ、咳、鼻炎、ぜん鳴を持っていた私は1年前にNAET®の施術を受けました。最初の2ヶ月で頭痛はほぼ90%軽くなり、咳やぜん鳴も事実上消える。この施術にたいへん満足しており、これまでに何人かの人を紹介した。

【花粉症と気管支炎】
12歳のとき以来花粉症と気管支炎を煩う。イースト、花粉、草、花、香水、かびに対するアレルギーの施術を受け、完全に症状が消えました。過去13年間症状が出たことはありません。

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