アレルギーについては、NAET理論に基づき、「神経系と東洋医学の経絡の連関」で起こるアレルゲンに対する「反発性の反応」、その結果としての「経絡の遮断」ととらえることができます。詳しくは、『病気よ、さようなら』をご覧ください。ここでは、NAET理論ではなく、西洋医学の中から、伝統的な西洋医学の療法に飽き足らない学者、研究者、臨床医のアレルギーに関する著作を読み、私どもの観点でアレルギーの機序についてまとめてみました。 「?」は私どもの推測。
- アレルギーの誘発要因
- 1) アレルゲン(摂食源・吸入源・接触源など)
- 2) 「リンパ球−副交感神経」優位
- 3) 身体的ストレス(口呼吸、神経筋骨格系の不均衡)
- 4) 感情的ストレス(感情のよどみ)
- 5) 生化学的ストレス(腸内イースト感染、カルシウム・ミネラル不足)
- アレルギー
- 1) カタール性炎症反応(浮腫の形成)
- 2) 免疫系の疲弊(リンパ球の低下)
- 3) カルシウムの低下(カルシウムパラドックス)
- アレルギー反応
- 1) 浮腫
- 1.脳:頭痛、上下肢のしびれ、脳梗塞の後遺症、自閉症、多動症、統合失調症、
- うつ、痴呆、アルツハイマー、パーキンソン、小脳ヘルニア?
- 2. 神経:神経痛(三叉神経痛、肋間神経痛、坐骨神経痛)、朝方腰痛、顔面麻痺
- 3. 筋肉:肩凝り、寝違え、こむらがえり
- 4. 内臓: 気管支;気管支喘息
- 心臓;狭心症、心不全、不整脈
- 血管:高血圧、動脈硬化
- 胃;胃炎
- 腸;腸炎、過敏性腸症候群
- 肝臓;肝炎、肝硬変
- 膵臓;膵炎、糖尿病、突然の睡魔(反応性低血糖)
- 胆嚢:胆嚢炎
- 腎臓;腎炎
- 膀胱;頻尿
- 前立腺:前立腺炎、前立腺肥大?
- 子宮;子宮内膜症、子宮筋腫
- 卵巣;卵巣膿腫? 不妊、更年期障害
- 骨格;骨粗鬆症
- 5. 皮膚:アトピー性皮膚炎、湿疹、蕁麻疹、乾癬、にきび、しみ、そばかす、脂性、
- ふけ性、若はげ、爪の変形、しもやけ、髭剃り負け
- 6. 耳鼻咽喉:鼻炎、花粉症、
- 反復性可能性中耳炎、反復性滲出性中耳炎、蓄膿症
- 7. 歯科・口腔科:虫歯、歯周病、顎関節症
- 8. 眼科:目のかゆみ、緑内障?
- 9. 全身:むくみ
- 2)免疫の疲弊(Tリンパ球の低下)
- A 感染
- 1. 扁桃腺炎
- 2. 咽頭炎
- 3. 反復性風邪
- 4. 反復性インフルエンザ
- 5. 口腔内・腸内定在菌の血流への侵入
- B 自己免疫疾患(胸腺外リンパ球の増加)
- 1. 膠原病(リウマチ関節など)
- 2. 甲状腺機能低下症(橋本病)、甲状腺機能亢進症(バセドー病)
- 3. シューグレン症候群
- 4. ベーチェット病
- 5. ネフローゼ(IgA腎症)
参考文献:河野泉、藤田拓男、安保徹、西原克成の各氏の著書
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