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Last update 2022/03/22

施術をお望みの方へ

はじめに私が受けたい治療・私の家族に受けさせたい施術

はじめに

 先日、肩が挙がらないという愁訴をお持ちの中年女性が来院しました。私とほぼ同世代の方です。1年前に転倒した際に肩を打ちました。当時は痛みがありましたが今ではありません。整形外科では五十肩と診断され、肩関節に注射を打つ治療をしましたが、注射が合わず辞退しました。それ以降、週1回ほどマッサージに通いましたが、改善しません。当院に通っている友達からうちを紹介されたものの、予約を入れる勇気が出ませんでした。

初診の日も、「私、とても緊張しています」と何回も言っていました。その日の施術が終えたときには、すっかりリラックスしてお帰りになり、翌日は感謝の電話をいただきました。

カイロプラクティックは骨をボキボキ鳴らす治療だと思っていたのでしょう。とてもそんな怖いところはいやだと考えていたのでしょう。友人から「あそこは骨をボキボキすることはしないから安心よ。行ってみなさい。」と言われていたのに、1年近くも決心ができませんでした。

このことで留学時代の話を思い出しました。ある先生が一つのエピソードをお話になりました。「整形外科医が腰の痛みでカイロプラクティックのオフィスを訪れた。『カイロプラクティックはとても恐ろしいところだと思っていたが、実際は違うので認識を新たにした』と言う。これに対して、カイロプラクティックの先生は『僕こそ整形外科ほど恐ろしいところはないと思っていました』と答えたと言う」

この話は自分が知らないものは不安があるため怖いと思う典型的な例です。

私自身は病院に行ったら何をされるのかわからないので、とても不安で自分では行きたいと思いません。自分の健康管理は、同僚によるカイロプラクティックケアで済ませています。

当院の施術は骨を動かすことを眼目においていません。神経系の末梢にある感覚受容器に対して刺激を入れて、身体をコントロールしている神経系の働きを正常に戻すという施術をしています。そのため、アクティベータという器具を使って、パチンパチンと刺激を入れていきます。ゼロ歳児から90歳代のご高齢の方まで(残念ながらまだ100歳以上の方は診ていません)、安心して施術を受けていただいております。

実際、私の父や母もこの施術を受けてきました。妹もその連れ合いも、その子供たち(私の姪、甥)、また母方の叔父やその連れ合いなど、近親者も喜んで私の施術を受けています。近親者ほどずけずけモノを言いますから、こうした近親者から喜んでいただけるのも、この施術が素晴らしいことの証拠ではないかと自負しています。

このホームページをご覧になれば、カイロプラクティックの施術法のコンセプトは十分ご理解いただけると思いますが、「百聞は一見にしかず」とも言います。ぜひ、どんな施術をしているかご覧になってください。しかし、見たからわかるというわけでもありません。子どもさんを連れてきた親御さんは最初どんな施術を受けるのか心配なので、私の施術の様子を目を皿のようにして観察していますが、何も起こらないので、2、3回もすると、待合室で本でも読んで子どもの施術が終るのを待つようになります。ですから、百聞は一見にしかず、でもないのです。これはやはり体験していただくほかはありません。体験すれば、施術による痛みはなくからだが心底から軽くなるので、とても感謝されています。心拍間隔変動指数を計測しながら施術をすると、2倍3倍とどんどん数値が改善して、身体がリラックスしていくのが手にとるようにわかります。カイロプラクティックは筋骨格系の障害だけでなく、自律神経系の障害にもいい結果を出すのはこうした数値の改善でもわかります。見れば不安は即座に解消しますが、見たからといって、カイロプラクティックの素晴らしさがわかるわけではありません。やはり、そのコンセプトを理解していただくほかはありません。

でも、知らないことは不安であり、風聞があればなおさらのこと、恐ろしくもなってきます。関心のある方は是非、無料相談をご利用ください。オフィスの感覚や施術の仕方を見ることができます。当院の施術が安全であることをまとめると以下のようになります。

不安はほっておけばますます募るばかりです。行動に起こすことが不安を解消する近道。私もカイロプラクティックという自営業を始めたとき、未知の世界に対する不安でいっぱいでした。でも、毎日を精一杯生きようと決めてからは、その日その日ベストを尽くすことで不安を解消しました。

一度、来院して検査と施術を受けてみてください。素晴らしい世界があなたの眼の前に開かれることは確実です。もし納得できなければ、その時点でやめればいいのです。体験しないで、ぐずぐずして、治るチャンスを見失うことほど、残念なことはありません。

それと、施術は「見立て」が90%を占めます。見立てがよければ、整形外科であれ整体であれマッサージであれ、どの施術の先生でも素晴らしいと私は思います。しかし、冒頭の腕の挙がらない患者さんの場合、「五十肩」の見立ては誤っていました。検査をすると、上腕の外旋は90度で問題なし、外転は100度で少し制限有り、内旋は45度で大きな制限あり、という結果が出ました。これでは五十肩ではありません。典型的な五十肩は外旋がほとんどできません。これは私が患者さんの腕を動かして調べた結果です。本人に動かしてもらうと、ぜんぜん腕が挙がりません。制限があるためでなく力が入らないのです。そこで、肩周辺の関節、筋肉を詳しく調べていくと、肩鎖関節の障害があることがわかりました。脊椎の矯正とあわせてこの肩鎖関節の施術を行うと、腕が挙がるようになったのです。

このことを患者さんに詳しく説明すると、「こんな詳しい説明を受けたのは初めてです」とおっしゃっていました。「原因がわかり、施術を続ければ良くなることを知って、希望が持てました」とも。私も駆け出しのころはいろいろ検査してもわからず推量で施術していた時期がありました。その経験から言えることですが、あてずっぽうで施術していても、いい結果は出ません。新庄のように当たることもありますが、それは、まぐれです。やはり、イチローのようなプロの技術がわれわれ施術者にも求められます。

今、治療の世界を見渡しても、見立てをしっかりと立てて施術に当たることのできる人は指折り数えるほどだと思います。たいていは、(どこが原因か特定できないが)とりあえずやりましょう、という言い訳ばかりです。西洋医学の対症療法が典型的です。「熱の原因はわからないが、(とりあえず)解熱剤を出しておきましょう」「咳の原因はわからないが、(とりあえず)咳止めの薬を飲んでいてください」「高血圧の原因はわからないが、(とりあえず)血圧降下剤を出しておきましょう」。しかし、代替医療の分野でも同じようなことがまかり通っています。たとえば、腰痛の原因も個々人違います。特定の個人の特定の腰痛の特定の原因をつかまず、(とりあえず)推量と経験主義で対処している場合が多いのです。実際、かつての私がそうでしたからよくわかります。

カイロプラクティックの学位、アクティベータの上級認定の資格、しかもカイロプラクティック神経内科のスペシャリストの学位とNAET®公認施術者の資格のある当院のスタッフによる治療プログラムはとてもすばらしいと自信を持ってお勧めできます。もっと多くの人に試してもらいたいと思います。

2003年7月12日
増田カイロプラクティックセンター
院長 増田 裕、DC、DACNB



私が受けたい施術・私の家族に受けさせたい施術

私たちのオフィスの基本姿勢は、「私たち自身が受けたい施術を患者さんに行う」、あるいは「私たちの家族に受けさせたい施術を患者さんに行う」ことです。

元来、病院という名詞の英語はHospitalです。これはHospitalityという「温かいもてなし」を意味する言葉の派生語です。ですから、病院とはもともと患者が温かいサービス・ケアを受けるところ、という意味があったはずです。現在の医療がこの言葉とは正反対の現状を示していることは皆さんが感じておられるとおりです。

第1に、お金を払うのは患者です。サービスを受けるのも患者です。

サービスの内容に質問があれば、いろいろ質問するのは当然です。

サービスの内容に不満があれば、クレームをつけるのは当然です。

お金を払ってサービスを受ける以上、支払い金額に応じた質の高いサービスを求めるのは当然です。

ところが、お金を払う顧客の立場の患者が質問をするのが憚られる雰囲気がある、嫌な思いをしたり不快な気分になったりする、あげくのはては怒鳴られたり怒られたりする。間尺に合いません。また、カスタムメイドの施術ではなく、十掴一からげのような平均的施術を受けます。質は相当低いです。しかもお金を出して、副作用のような却って悪い結果をもらうようなこともある。自動車でしたら欠陥自動車でリコールものです。よくドクターショッピングの悪い面が指摘されますが、実情は「こんなところには2度と来ない」という患者の姿勢の表れであることが多いのです。まずい食事を出すレストランだったら、文句を言わずに「2度とこんなところへ来るものか」、と思うのと一緒です。

医療には100%確実ということはないので、サービスを提供するものとサービスを受けるものとの一般的関係をそのまま当てはめることはできないにしても、原則が変わることはありません。

当オフィスは患者の立場に立って医療(私たちの場合代替医療)サービスを行うことを目指しております。また、当オフィスのドクターたちも皆さんと変わらない人間で、いろいろと疾患を抱えており、それを当オフィス自体の提供する施術で、自分たちの健康を維持しております。自分たちは受けたくないが、患者には受けさせる、といった二重基準(ダブル・スタンダード)は置いておりません。絶えず、自分たちが受けて快適になる施術内容を追究しています。自分たちが患者だったら、こういうクリニックがいいなあ、と思う内容をふだんに追求していますが、以下にそれらを列挙して見ます。

具体的には、

旅館やホテルでくつろぐといったようなわけにはいきませんが、「来て施術を受けて本当によかった」と思われるようなサービスの提供をしたいと思います。



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