2025年10月 季節の注意点

寒暖差・冷え・乾燥・高気圧優位・カビ・ダニ・黄砂・秋の花粉・感染源

やっと涼しくなり、彼岸花の赤をあちらこちらで目にするようになりました。この花は寒暖差で開花しますので秋の訪れをいち早く教えてくれます。とはいえ4か月近くも続いた夏日を記録した今年の太陽磁場は最大級ですから、寒暖差の大きい日はまだ続きそうです。季節の変わり目カビ・ダニ・黄砂・花粉といったアレルギーシーズンであり、またインフルエンザの流行が例年より早いといったニュースもありますから、うっかり体調を崩されませんよう室温・湿度・衣類をこまめに調整しながら「夜9時消灯」を目指しましょう。遅くても10時前には床に入って、一番睡眠効率の良いゴールデンタイムに脳をしっかり休ませておきましょう。アレルギー除去をして栄養素をしっかり摂っていても、睡眠が足りなければ期待した結果に結びつきません。睡眠第一で有名な大谷選手もお子さんが生まれてすぐは睡眠が十分確保できなかったことによる影響が出ていたように思いますが、今の結果を見れば睡眠は安定していると推測できますよね。会って聞いた訳ではないから、勝手な想像ですが。

そして今年の中秋の名月は10月6日です。芋名月という別名もあるくらいですから、ゆっくり月を見ながら芋団子をいただくなんていうのもいいですね。翌日が満月でその週は大潮週間ですし、遅めの台風や地震と重なって不快症状が出た場合には、宇宙磁場対策のタイレノールや感染対策のイブ・ロキソニンなどを使って体調管理をされてもいいでしょう。それでも改善なければ、潜在感染源が騒ぐ夕方以降の糖質・果物・発酵食品・電波(特にスマホ)を控え、重曹クエン酸水・ビタミンC・強ミヤリサンを多めに使って感染対策を強化しておきましょう。

10~3月は高気圧優位となり、空気中の酸素濃度は上がります。それによって4~9月までの低気圧優位で活発化していたカビ・酵母の活動性は落ち着き、細菌・ウィルスの活動性が高まる傾向にあります。10月に入ってからは細菌で反応する方が増えていますので、お腹で効く抗生剤ではなく全身に効く抗生剤が必要になる方も増えています。これらの反応も、冷え・乾燥・高気圧といった冬季の引き金に対する条件反射のようなものですから、それら引き金に対するアレルギー除去と共に、弱アルカリ対策・潜在感染源対策・十分な睡眠時間を確保することで、感染源が騒ぐスキを与えないようにしましょう。

と言ってもさまざまな感染源は生まれた時からすでに体内にいますし、生まれた後の衣食住環境(特に重要なのは3~5歳まで)によってさらに増加し、一生続く共存関係にあります。抗生剤・抗ウィルス薬・抗真菌薬・抗寄生虫薬といった感染症薬も、すべて対処療法のひとつです。これらは感染源を一過性に減らすことはできても、ゼロになることはありませんから、自分の免疫状態によっては当然再発・再燃を繰り返し、全身のいろいろな問題に繋がります。がん、脳卒中、心筋梗塞、認知症、各種自己免疫疾患、アレルギー疾患、精神疾患、不妊症、発達障害…、現代にあふれているいろいろな病気に対して「全ての疾患の原因は潜在感染源」と言っても過言ではありません。潜在感染源とは、すでに自分の身体の中にいる感染源のことを指します。

当院でも感染源に対する施術は年間を通じて徹底的に行います。感染源に対するアレルギー性をNAET®を用いて確実に解決しておけば、感染源が体内にいても邪魔しなくなり、それは現在進行形の心身の問題に対する対策、および将来起こりうる問題の予防策となるからです。患者さん個人の健康レベルを10段階で測りますと、施術前は0であった人も基本的な栄養素や個人的な優先項目の施術を終え、ウィルス、細菌および細菌毒、カビ・真菌・酵母、寄生虫に対する施術が完了すればレベル8までは行きます。そこまで行くと人生においていろいろなことがあっても転びにくくなり、転んでも自力で心身ともに立て直せるようになるでしょう。
人生において転ぶことが問題なのではなく、起き上がることを自らが諦めてしまうことが問題なのですから。

電磁波で頭痛・めまい・耳鳴りといった過敏症・がん・不妊・うつ・自己免疫疾患など体調を崩したとしても、電磁波は原因ではなく引き金(きっかけ)です。電磁波刺激によって活発化し慢性炎症を起こしている潜在感染源が原因(真犯人)なのです。よって感染源が居ても邪魔することなく静かに共存できていれば、電磁波・電波があふれる現代社会においても自分の身体は無視することができるから体調を崩さなくなります。

とはいえ自分の許容範囲以上の使い方をしていれば問題を引き寄せることになりますから、電磁波アレルギー(電場・磁場・電波・人間・宇宙磁場・放射線など)を解決し、電子機器を安全に使うための電磁波・電波対策を知識として知っておくこと、そして自分の生活に無理なく取り入れておくことも重要です。

電磁波・電波をこれだけ使うようになったのは、ここ30年位の話ですから、何万年もかけて作り上げてきた身体システムはそう簡単に対応できません。特に電波利用が急激に拡がった平成の時代から、潜在感染源の顔つきも大きく変化したと考えられ、がん罹患率上昇や発達障害・不登校・起立性障害・慢性疲労・うつ・不眠・失明など、増え続けている若者の健康問題にも大きく影響していることが推測できます。幼少期からスマホを使いWi-Fi環境に身を置くことが、子供の心身に与える負の影響は大きいはずです。すぐに体調を崩す子もいれば、5年後10年後にその問題が出てくることもありますから、親御さんはみんながやっているからではなく、自分の子供に最悪のことが起きたらどうするかを真剣に考え、親としての勇気と覚悟、そして責任を子供に見せてください。

日本人においては毎日食べている発酵食品・麹が病気の原因になっていることも多いです。低気圧優位の春夏はカビ・真菌(カンジダ各種)・酵母の影響度が高まります。特に今年最大の太陽磁場の刺激を受けて酵母(サッカロミセス・セルビシエ)・麹菌(アスペルギルス・オリゼ)は活発化し、鉄・ミネラル・タンパク質を横取りしています。特に国菌でもある麹菌に対するアレルギー性は、平成以降誰もが持つようになった携帯電話やスマホ電波の影響を受けて年々強くなる傾向にあります。海外から戻ると途端に空気に醤油を感じるように、日本人及び幼少期より日本で暮らしている外国人には麹はとても強く影響していますので、安全に味噌・醤油・酢・みりん・酒などを口にできるよう、徹底したアレルギー除去を勧めます。

酵母・麹菌は日常の食生活で当たり前に使われていますから、四季を問わず弱アルカリ対策を徹底して、夜間の潜在感染源の活動を抑え込んでおくことが重要です。なぜなら「病気は夜作られる」からです。だからこそ重曹クエン酸水などによる弱アルカリ管理、夕方以降に口にするもの、寝室の温度・湿度管理、電磁波・電波対策、寝具のカビ・ダニ対策、クリスタル岩塩を使った空間対策がどなたにも重要となります。

弱アルカリ対策が成功しているかどうかは、「起床時体温36.5度以上」「朝一番尿のpH7.4以上」の2点を客観的指標にしておけば、どなたでも評価修正できるでしょう。

また秋は一番食中毒が起こりやすい時期とされます。また秋晴れの高気圧優位の時期には虫垂炎が起こりやすくなります。どちらも細菌の活発化から起こることですので、しっかり加熱したものを食べ、便秘・下痢傾向にある場合は普段からの体調管理を見直し、「食べる+寝る」を確実に行っておくことで十分な免疫を維持できるようにしておきましょう。

インフルエンザの流行と共にワクチンの話も出てきます。当院では、①アレルギーがないこと、②有効度・必要度が8/10以上あること、③体の声として使用許可があることこれら3つの条件がそろっていれば、どんなワクチンも薬も問題なく使えると判断しています。ただし、自分が使うと出ないものは患者さんにも勧めていませんので、今年から始まった子供用の経鼻ワクチン(フルミスト®)はお勧めしていません。発売から20年以上経過していないものの安全性は、特に子供であれば親御さんの責任ですから、賭け事と同じだと思っておきましょう。
責任を負うのは、医師ではなく、あくまでも決断をした親御さんですので。

2025.10 増田カイロプラクティックセンター